遺言書の作成の件数とは

遺言書について

近年、注目を集めている遺言書。
遺言書の作成件数は増加していると言われていますが、実際には、どの程度の件数があるのでしょうか。

公正証書遺言の作成件数

日本公証人連合会によると、公正証書遺言の作成件数は以下の通りです。

  平成7年   46,301
平成8年 49,438
平成9年 52,433
平成10年 54,973
平成11年 57,710
平成12年 61,225
平成13年 63,804
平成14年 64,007
平成15年 64,376
平成16年 66,592
平成17年 69,831
平成18年 72,235
平成19年 74,160
平成20年 76,436
平成21年 77,878
平成22年 81,984
平成23年 78,754
平成24年 88,156
平成25年 96,020
平成26年 104,490
平成27年 110,778
平成28年 105,350
平成29年 110,191

自筆証書遺言の件数

裁判所の司法統計によると、遺言書の検認数は以下の通りです。

  平成7年   8,065
平成8年 8,175
平成9年 8,885
平成10年 8,825
平成11年 9,818
平成12年 10,251
平成13年 10,271
平成14年 10,503
平成15年 11,364
平成16年 11,662
平成17年 12,347
平成18年 12,595
平成19年 13,309
平成20年 13,632
平成21年 13,963
平成22年 14,996
平成23年 15,113
平成24年 16,014
平成25年 16,708
平成26年 16,843
平成27年 16,888
平成28年 17,205
平成29年 17,394

こちらの件数には秘密証書遺言の検認も含まれていると考えられますが、秘密証書遺言の作成件数は少ないので、ほぼ自筆証書遺言の検認数と思っていただいて良いかと思います。

公正証書遺言と自筆証書遺言ともに件数は増加

上記のデータからもわかるように、公正証書遺言と自筆証書遺言ともに、作成の件数は増加しています。

公正証書遺言は平成7年と平成29年を比べると、約3倍近くも増加しています。
自筆証書遺言も平成7年と平成29年を比べると、約2倍ほど増加していますので、両者とも、かなりの増加傾向にあると言えます。

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